ローマからベネチアまでの移動の際、イタロ高速鉄道のプリマクラスに乗車し移動をしました。
プリマクラスは、通常のイタロ高速鉄道のシートサービスとは違うサービスを受ける事が出来ます。
今回はイタロ高速鉄道の乗り方の流れと、プリマクラスの様子などについて紹介していきます。
ちょっと贅沢な欧州高速鉄道の旅を満喫する事ができました!
イタロ高速鉄道:ローマ・テルミニ駅について
ベネチアに向けて、イタロ高速鉄道の始発はローマのテルミニ駅となっています。
各運行会社によっては異なりますが、イタロ高速鉄道の場合、始発「ローマ(テルミニ)」→終点「ベネチア(サンタルチア駅)」となっていました。
また、共和国広場からテルミニ駅までは歩いて、5〜10分程度の距離に位置しています。
イタロ高速鉄道:プリマクラスに乗車
イタロ高速鉄道の外観
こちらは先頭車両の写真となります。イタロ鉄道の外観は、深い朱色となっており、プラットホームの中でもかなり目立っていたので、すぐに見つける事が出来ました。
プリマクラスのシートについて
前の座席との空間は十分設けてあり、ゆったりと座る事が出来ました。
写真では分かりづらいですが、フットレストも設置されているので、長旅でも足は疲れませんでした。
座席のリクライニングは、殆ど動きませんが、それでも十分リラックスすることが出来ました。また、読書灯もついています。
プリマクラスのサービスについて
プリマクラスでは、飲み物と、クッキーやクラッカー等の軽食のサービスがありました。
ローマからベネチアまで乗車した際は、同じサービスが計2回提供されました。
プリマクラスの荷物置き場について
高速鉄道によっては、キャリーケースを置く場所が設置されている列車があります。しかし、今回私が乗車した列車はキャリーケース置き場が設置されていませんでした。
基本的には席の上の荷物棚か、列車との連結部分にある通路の脇に置いておくという方法になります。
場所の取り合いになるので、席を確認してからすぐに確保した方が良さそうです。
イタロ高速鉄道:チケットの購入方法について
私は事前に、ヨーロッパの高速鉄道のチケットを取り扱う「レイルヨーロッパ」にて乗車券を発券をしました。
日本語のサイトなので、目的地までのチケットを確実に&お得に手配できるので、オススメです。
またローマからベネチアまでの列車の場合、複数の鉄道会社が目的地まで運行をしています。
レイルヨーロッパでは、日本の乗換案内アプリの様に、複数の鉄道会社の料金や時間帯などを比較しながら、チケット手配する事が出来るメリットがあります。
イタロ高速鉄道:Eチケットについて
レイルヨーロッパで予約を完了させると、登録したEメールに「乗車日時や人数、座席、クラスなど」が記載されたEチケットが送付されてきます。
そのEチケットを印刷し、現地の有人改札でEチケットを見せる事で、列車に乗車する事が出来ます。
私はてっきり、Eチケットに改札機を通る為のQRコードやバーコードが添付されていなかったので、現地で乗車チケットと交換をするのかと思っていましたが、そんな事はありませんでした笑
現地入りする前に、忘れずにEチケットを印刷して持参をしましょう。
イタロ高速鉄道:乗車方法について
テルミニ駅では、高速列車専用フロアがあり、まずはそのフロアで待機をします。
次に、フロア内にある電光掲示板にて、自分の乗車する列車が何番ホームに停車しているかを確認します。
最後に、有人改札にて、先程のEチケットを提示して乗車する流れとなっています。
私の場合、念の為出発時間の30分前から掲示板前に待機しており、ホーム番号が分かったのは出発の約20分程度前でした。
他の電車はもっと早くに掲示されていたので、出発の30分くらい前に電光掲示板の前に到着していれば十分かと思います。
さいごに
ローマからベネチアまで、イタロ鉄道のプリマクラスで3時間半の旅となりましたが、リラックス出来、疲れもありませんでした。
またチケットについては、レイルヨーロッパで事前購入すれば、目的地までのチケットを確実に&お得に手配できるので、オススメです。
そして何より移動の当日にあたふたしなくて良いので、個人的にはチケットの事前購入がオススメです。