年末年始の特典航空券を発行するのは激戦です。今回は2018年の年末年始にローマ行きのビジネスクラス特典航空券(殆ど)を発券する事が出来ましたのでルートなどをご紹介していきます。
予約時期について
今回私が年末年始の特典航空券を予約したのは8月上旬です。1年前から特典航空券の予約をしている方に比べれば、だいぶ遅い予約となります。年末年始で、まとまった休みを取れそうだったので、欧州やアメリカ等の長距離路線を探して見ました。
まずは日本を出国する
日本からの直行便は予約が取りづらい(予約が取れない)為、一旦近場のアジア圏で乗り継ぐ事にしました。アジア圏且つ大きめな空港という条件で見つける事が出来たのは、「北京」でした。経由地が見つかったので今度は、特典航空券の発券ルールに則り、北京から向かうことが可能な航空券を探して行きます。
最終目的地を決める
北京発で空席がある特典航空券を探していると、「イスタンブール経由、ローマ行き」の航空券が見つかりました。日本からローマに行くまでに、2回も経由する行程となってしまいますが、「イスタンブールのラウンジは凄い!」と噂で聞いていたので発券することにしました。
復路について考えてみる
イタリアと同じエリアであれば、同じマイル内で復路の発券が可能なので、イタリアを少しだけ周遊する事にしました。今回は日数の限りがあったので、ローマからヴェネツィアに行くことにしました。
ローマからヴェネツィアまでの移動手段は、鉄道で移動する事が可能と知っていました。ですので詳しくは考えないまま、復路の出発点をヴェネツィアにすることにしました。
イタリアから途中降機(ストップオーバー)も混ぜてみる
ヴェネツィアから日本への直行便が無い為、経由地を検索していきます。検索してみた結果、フランクフルト経由の関西国際空港行きが見つかりました。折角なので、ドイツも訪れてみたかったので、ヴェネツィアの滞在を1日削り、途中降機(ストップオーバー)を利用し、フランクフルトにも周遊することにしました。
私は、関東圏に住んでいる為、関西国際空港からの移動手段を考えなければいけません。が、日本に帰って来ることが出来れば、どうにかなると思い発券しました。
最終的な行程
往路
- 東京→北京(ANA:エコノミー)
- 北京→イスタンブール(ターキッシュエアラインズ:ビジネス)
- イスタンブール→ローマ(ターキッシュエアラインズ:ビジネス)
復路
- (空港間移動)ヴェネツィア→フランクフルト(ルフトハンザ:エコノミー)
- フランクフルト→大阪(関西)(ルフトハンザ:ビジネス)
- 大阪(関西)→東京(羽田)(別途発券)
という行程になりました。利用したマイル数は95,000マイル。中々回りくどい行程となっておりますが、色々な国や航空会社、ラウンジを体験する事が出来るので今回は良しとしました。
さいごに
年末年始の特典航空券を発券する事が出来ました。懸念点としては、色々経由することで、直行便に比べ空港税が余分にかかります。また、現地滞在時間も削られて行きます。
またビジネスクラスで予約が出来なかった区間についても、1番長い区間をビジネスクラスで発券している為、ビジネスクラス分のマイスが必要となりました。
この点、ANAデスクに問い合わせたところ、「ビジネスクラス分のマイルで予約を取っているので、空席があればビジネスに変更する事は可能」との事でした。既にエコノミーで発券済みの為、ビジネスクラスの空席待ちをすることは出来なく、適宜ANAホームページで区間の空席状況を確認する必要があるとの事でした。